シスター入江純子 インドネシアとのミサ
Regina Pacis 学校の先生、生徒の皆様こんにちは。再びお目にかかれましたこと、うれしく存じます。/
猛暑の夏が過ぎて秋を感じる今日この頃です。今日10月4日 聖フランシスコの祝日にご一緒にミサを捧げ、神さまを賛美する、この恵みに感謝をいたします。/
聖フランシスコは12世紀の終わり頃にウンブリア地方のアシジに生まれました。/
何一つ不自由なく成長し、町中で評判の若者となり、騎士になることを夢見ていました。戦争で負傷しアシジに帰ったフランシスコは聖ダミアノ教会の十字架の前で真剣に祈っていると「フランシスコよ、私の家は倒れかけている。出かけて行って私のために、その家を建て直しなさい」と声がしました。/
フランシスコは聖堂を出るとすぐに実行に移しました。福音を生きたいと心から欲したフランシスコは、自分を全く放棄した貧しさ、いつもイエスのことでいっぱいだった彼は心にイエスを、口にも耳にも目にも手にも体の他のすべての部分にもイエスを担っていました。また自然界のすべてのもの太陽、月、星、そして命あるものを兄弟姉妹として深く愛しました。/
「わが神、わが全て」と祈る彼の生き方に12名ほどの同志が集まりました。兄弟ベルナルド、兄弟レオ兄弟マッセオなど。//中でも兄弟レオへのフランシスコの想いの手紙があります。/
兄弟レオよ、兄弟フランシスコはあなたに挨拶を送り、平安を祈ります。私は母のように、あなたに“わが子よ″と呼びかけます。道々、私たちが語り合った すべての言葉を、私は次のひと言に簡単にまとめ、勧めます。また、後ほどあなたが助言を求めて、私のところへ来なければならない場合にも、私はこう勧めます。すなわち「どんなやり方にせよ、神である主をお喜ばせし、その御足跡と清貧とに従っていくために、あなたにとって最善と思われることを、神の祝福と私への従順のうちに、行いなさい」と。そしてあなたの魂の益のため、また慰めのために私の所に来ることが必要であり、あなたが来るのを望むなら、レオよ、おいでなさい。
Regina Pacisと福岡海星の姉妹校が聖フランシスコとレオのように祝された相互の交わりが生まれますように
今日の聖フランシスコの祝日にお祈りいたします。/